デイケア志水2023-08-31
9 月は旧暦で長月といいますが、なぜ長月というのでしょうか?
旧暦の9 月は、現在の9 月下旬から11 月の上旬にあたります(その年によって変動があります)
秋の最後の月とされていて、日中でも少しずつ風に涼しさが感じられるようになり、秋が深まってきます。
秋が深まると日が暮れるのが早くなるため、夜が長い月という「夜長月(よながづき)」が略されて、
「長月」となったといわれています。
長月の由来には、ほかにもいくつか説があり、9 月は長雨の季節であり、これを「ながめ」と
呼んだことや、9 月の別称「稲刈月(いねかりづき)」は「いながりづき」とも読むことから、
この上下が略されて「ながつき」になったともいわれています。
9 月の異名としては、長月や稲刈月のほかにも、紅葉の季節に入ってくるということで
「紅葉月(もみじづき)」と呼ばれたり、菊の花が咲き誇る月だから「菊月(きくづき)」、
「菊咲月(きくざきづき)」など、秋らしい呼び名が多くあります。
また、彩月(いろどりづき)、梢秋(こづえのあき)など、秋の色鮮やかな景色を思わせる異名や、
夜が長くなることで途中で目が覚めてしまう「寝覚月(ねざめづき)」というものもあります。
どれも秋の情景が浮かぶ名前ばかりですね。
朝晩はだんだんと涼しくなってまいりました。皆様、体調など崩さぬようご自愛ください。
スタッフ 志水