デイケア志水2024-04-11
段々と暖かい日も増えてきましたが、パッとしない天気の日や、強風の日など、
過ごしやすいと言える日は少ないですね。気持ちを切り替えて過ごしていきましょう。
日本の春と言えば『桜』。天気予報で桜の情報が流れると聞いて、驚かれる外国の方は多い
そうです。桜は、全国的に楽しむことができ、日本人にとっては、春の象徴である特別な存在ですね。
よく「桜前線」の文字を目にしますが、これはマスメディアの造語で、気象庁の
正式名称では「さくらの開花予想の等期日線図」と言います。各地の、開花予想日が同じ
地点を結んだ線のことで、南から順番に日付の振られた日本地図は、誰もが一度は目にした
ことがあると思います。桜の開花予想や観測は、1955 年から気象庁によって、東京を
中心におこなわれていましが、近年、民間気象事業者が、同じような情報提供を始めたこと
から、気象庁は2010 年より、開花予想をおこなっていないそうです。
今、私たちが参考にしている桜の開花予想は、民間企業によるものです。
気象庁は桜の開花・満開予想はやめたものの、結果の観測については引き続きおこなっていて、
観測基準は、標本木に花が5 ~ 6 輪開いた状況を「開花」、
80%以上咲いた状態を「満開」としています。ちなみに、桜の種類としては
ソメイヨシノ(染井吉野)が圧倒的に有名ですね。気象庁や気象事業者が、
観測の基準にする桜もソメイヨシノが中心ですが、例外的に、北海道ではエゾヤマザクラ、
沖縄ではヒカンザクラが代替種目として使われているんですよ。
桜の開花は年度の変わり目。皆様が、新しい一年を怪我のないように、また、毎日を
楽しく過ごせるように、当スタッフも一丸となって頑張ってまいりますので、よろしく
お願いいたします。
スタッフ 山本一弘