デイケア志水2025-03-07
今年はあまりの寒さに、例年より梅の開花が遅くなっております。梅と桜の咲くタイミングが重なるの
ではなどと報道されていましたので、梅と桜のきれいなコラボレーションが見られるかも知れません。
さて、3 月20 日は「春分の日」です。春分の日を挟んだ前後7 日間を春のお彼岸と言いますね。
春のお彼岸に食べられる伝統的な食べ物はぼた餅です。ご先祖様や故人のお墓参りをしたり、お仏壇に
ぼた餅をお供えして供養を行う習慣があります。
しかし、どうしてお彼岸に「ぼた餅」を食べるのでしょうか?
その理由はぼた餅に使われている材料にあります。
ぼた餅に使われる「小豆」の赤い色は邪気を払うとされ、災いから身を守ってくれると信じられて
います。また、昔は貴重な食べ物であった「砂糖」を使うことで、ご先祖様や故人への感謝の気持ちを
伝える、という意味も込められているそうです。
ところで、「ぼた餅」と「おはぎ」の違い、分かりますか?
どちらも「お米」と「小豆」を使った和菓子で、見た目も似ているため、
明確な違いを説明しようとするとなかなか難しいですよね。
実は、「ぼた餅」と「おはぎ」は同じものなんだそうです。驚きですよね。
しかしながらこの食べ物の不思議なポイントは「食べる時期によって名前が変わる」ということです。
春のお彼岸の頃に咲く「牡丹」の花になぞらえて、春のお彼岸にお供えするものは
「ぼた(牡丹)餅」、秋のお彼岸の頃に咲く「萩」になぞらえて、
秋のお彼岸にお供えするものは「おはぎ」と呼ばれています。
ぜひこの知識、ご家族に自慢してみてくださいね。
まだまだ寒い日も続き、デイをお休みされる方もいらっしゃいますが、
身体をしっかり温めて寒さを乗り越えていきましょう。
元気いっぱいのスタッフが志水でお待ちしております。
スタッフ 園原